優しいお米づくり
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   矢田ファミリー農園通信 『野良で思うこと』
   
9月 多くの人から嫌われるものの一つにヘビ(蛇)があげられよう。わが妻はヘビの抜けガラを見ただけで身体が凍り付くほど。
今回はそのヘビくんの話です。近所のおばあさんが「畦草刈をしていると、一年に何度かはヘビに出くわすのに、今年は1回も合わない。どうしたものか?」と問われました。トノサマガエル(殿様蛙)が絶滅危惧種になっていると聞きます。ヘビを見なくなってもおかしくない時代なのでしょう。
しかし「ヘビは神の使い」とも言われます。神の使者が訪れない時代となるとちょっと気がかりです。

平成26年9月 矢田ファミリー農園 園主

<お知らせ>
10月上旬に稲刈りを予定しています。手刈りを体験してみたい方は、是非ご参加ください。

8月

米(イネの実)は日本人の主食です。しかし、その米の花をご存知の方は少ないのかもしれません。どうぞ、今年は第二やはぎ苑前の田んぼで、イネの花を観察してみてください。
1つの花の開花時間は1~2時間です。その日の天候により変わりますが、午前9時頃~午後5時頃まで、出穂後に次々と咲きます。今年の出穂(品種:あいちのかおり)は8月20日以降と考えています。
「十人十色」と人間の多様さを言いますが、植物の世界ではもっと変化に富んでいると言えるのかも知れません。イネの花を観ているときっと不思議の国へと誘ってくれることでしょう。

ここで観察のポイントを2点。イネの花は風媒花(花粉を風に運んでもらっています)です。そして、自家受粉(自分の花粉が自分のめしべに着くことから受精が始まります)します。

平成26年8月 矢田ファミリー農園 園主
 

7月 『あぜ草を刈るのはなんのためでしょうか?』
それは「病気、害虫の予防のため」と言われています。たしかに、草刈作業をしていると、ムクドリやツバメがどこからともなくやってきます。彼らがエサをとることで、害虫の生息密度が下がります。

もう一点気づいたことがあります。草刈作業中にカエルが飛び出してきて田に飛び込みます。カエルは自身の身を隠せ、またエサがいる草むらが大好きです。
カエル君に「イネが大きくなってきたから草むらから、エサが増えてきた田へ住む家を代えておくれよ」と追いたてる作業でもあったのです。

平成26年7月 矢田ファミリー農園 園主

 

6月 5月25日に、私の長年の夢だった「農・福連携」で田植え体験事業に取り組むことができました。ありがとうございました。お相手が瑞穂会(みずみずしい稲穂の意)の第二やはぎ苑さんだからこそ実現できたこと。今後は、無理なくあせらず、できる限り自然な稲作で豊かな恵みまで取り組みたいと思います。
皆さん『豊年えび』をご存知でしょうか。63日現在、水田にて観測しました。とても幸先の良いスタートです。
これから秋まで、稲作作業に参加可能な方は、二やはぎ苑スタッフまでお声掛けください。

平成26年6月 矢田ファミリー農園 園主
 

 
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